お知らせ

2012.01.12

【交通事故】担当案件が雑誌掲載されました (2012.1.12)

 このたび,当事務所において,交通事故の被害者側を代理して獲得した判決が,判例雑誌に掲載されましたことをお知らせします。

自保ジャーナルNo.1861(2012.1.12) p1~p14 「新しい判例-①東京高裁平成23年10月26日判決」 

 「21歳女子は7級高次脳機能障害を残し大学を卒業しているが声掛け等必要で日額2,000円の介護費と7級外貌醜状等とで労働能力79%喪失を認めた事例」として紹介されています。

 なお,この訴訟を提起したことにより,結果として,加害者加入保険会社の事前提示額を1億円近く上回る賠償金を獲得することができました。

 7級高次脳機能障害の事案で将来介護費(本件では約1400万円)を認める判決は極めて稀で,画期的な判決を獲得できたと思います。この判決が先例となり,より多くの交通事故被害者の救済につながれば,弁護士としてこれ以上の喜びはありません。

 当事務所においては,このような困難な交通事故案件にも積極的に取り組んでおりますので,交通事故でお困りの方は,ぜひ一度ご相談ください。

本町通り法律事務所 弁護士 上田幹夫)